大阪・関西万博の会場が、大規模な国際イベントの運営者らの研修の場にもなっている。アジア各国から派遣された若手の官僚たちが「いつか自分の国でも」との思いを持ちながら、実務を学んでいる。
研修は国際協力機構(JICA)が途上国支援の一環として企画。モンゴルと東南アジアのベトナム、インドネシア、フィリピン、ラオス、タイ、カンボジア、マレーシアの計8カ国から2人ずつが、2~6月と6~10月の二つの期間にわけて参加する。
日本国際博覧会協会の職員から広報の仕方や外交儀礼を学んだり、各国のナショナルデーの準備や運営を手伝ったりしている。
タイ観光庁から派遣されたト…