13日開幕の大阪・関西万博では、世界各国の料理や、普段はあまりお目にかかれない工夫をこらした一品が並ぶ。ただ、こだわりを詰め込んだがゆえに高額となったメニューも。会場で来場者はどんなグルメを食すことができるのか。

 9日、報道機関向けの試食会。コシのある中華麺とともに、ソウダガツオの削り節がきいたつゆをすすると、うまみが口いっぱいに広がった。

究極の神戸牛すき焼きえきそば=2025年4月9日、大阪市此花区、有元愛美子撮影

 万博会場でのグルメをめぐり、SNS上で話題になった兵庫県姫路市名物の「えきそば」だ。同市の「まねき食品」が提供する「究極の神戸牛すき焼きえきそば」は、税込みで3850円。「高すぎる」「成り金そば」といった声も上がり、議論を呼んできた。

 ただ、「究極のえきそば」に…

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