おいしい食事をとることで、やる気や作業効率を上げられるかもしれない。そんな研究成果を九州大などの研究チームが発表した。食べ物のおいしさが、脳の認知機能に与える影響を明らかにしたという。
岡本剛准教授(脳神経科学)らのチームは、味覚が脳にどのような影響を与えるかを調べようと学生の協力を得て実験した。食材として、味にばらつきがなく、一品だけで食事となり、日常よく食べられる冷凍チャーハンを使った。
まず市販の冷凍チャーハン5種類を用意し、おいしさを学生に点数で評価してもらった。最高点のチャーハンを「おいしい」、2番目を「ややおいしい」、最低点を「普通」とした。
続いて10人に「おいしい」…