春、就職や進学で環境が変わり、お昼を外で食べる機会が増えた方もいらっしゃるのではないでしょうか。健康的なランチを選ぶポイントを、栄養相談や健康に関する講座を開く女子栄養大学栄養クリニックのスタッフで管理栄養士の由井美和さんに聞きました。
店で食べる時、一番お薦めしたいのは、定食店など主食・主菜・副菜の三つがそろうメニューがあるところです。主食はご飯やパン、麺類などの穀物類で炭水化物の供給源。主菜はたんぱく質が豊富な肉や魚、卵、大豆製品などを使ったメインのおかず。副菜は野菜や海藻、キノコのおかずで、ビタミンやミネラル、食物繊維が多いのです。
定食店の大手チェーンもありますし、社員食堂があれば、社員に必要なエネルギーや栄養素を考慮したメニューを出していると思います。主菜と、サイドメニューからサラダやあえものを組み合わせても。
単品メニューしかない店であれば、できるだけ具材の多いものを。パスタならペペロンチーノよりもトマトソースベース、中華麺なら野菜が入っているタンメンや五目そば。
かけそば・うどんより、月見…