保育園の帰りに寄ったイオンで、息子が選んだアンパンマンのお菓子=ホッターさん提供

 5歳の息子を育てているイラストレーターのホッターさん(37)。

 息子を保育園にお迎えに行った帰りは、一緒にイオンで食料品を買うことが多い。

 最初に向かうのが、お菓子コーナー。

 息子がおまけ付きのお菓子を選ぼうとすると、「高いからダメ」とNGを出す。

 理解してきたのか、最近は100~200円ほどのお菓子の中から、じっくりと選ぶようになった。

 チョコレートやビスケット、グミなどを手に取りながら「昨日はこれ買ったしな~」と悩む息子。

 15分ほどかけて、品定めをするのが日課だ。

 「帰ったらごはん作って、お風呂を掃除して……」

 息子が悩んでいる横で、ホッターさんは帰宅後にやるべきことを頭の中で整理している。

思わず「もう、早くしてよ」

 今年2月のある土曜日、息子はいつものようにお菓子コーナーで悩んでいた。

 新幹線のおもちゃ付きのチョコを選んだので却下すると、グミかビスケットかで悩み始めた。

 その姿を見ながら、思わず「もう、早くしてよ」と言ってしまった。

 すると、息子が意外な言葉を…

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