ウクライナのゼレンスキー大統領は1日、ロシア側から提案されていたトルコ・イスタンブールでの2日の直接協議に、ウメロウ国防相が率いる代表団が出席することをSNSで明らかにした。ロシア側代表団はすでに現地に出発しており、この日の協議実現がほぼ確実となった。
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ロシアのタス通信によると、協議は2日午後1時(日本時間午後7時)から行う方向で調整中だという。
両国は5月16日、トルコのイスタンブールで3年ぶりに開かれた直接協議で、捕虜らを1千人ずつ交換することや、互いの停戦条件案を記した「覚書」の案を示すことで合意。捕虜らの交換は25日に完了しており、今回の協議では互いが覚書の内容で歩み寄れるかが焦点となる。