高松琴平電気鉄道(ことでん)は17日、2026年に導入する新型車両のデザインを発表した。「『フレッシュ』―香川の新しい風―」をテーマにした丸みを帯びたデザイン。利用者らの投票で選んだ。
新型車両は66年ぶりの導入となる。ことでんは、外観のデザインを瀬戸内海やことでんのコーポレートカラーの青を基調と決めた上で、昨年末、三つの側面デザイン案を発表し、利用者らに投票を呼びかけていた。
採用した案は、投票総数(7541票)の46%に当たる3444票を獲得し、最多だった。投票者からは「明るく優しい印象を与え、利用者に親しまれやすい車両になる」などの評価があったという。
ことでんは、26年秋に新型車両をデビューさせたいとしている。