充電式のリチウムイオン電池が原因とみられるごみ収集車や処理施設での出火や発煙は、2023年度に2万1751件起きたことが環境省の調査でわかった。19年度に調査を始めて以降最多。リチウムイオン電池はモバイルバッテリーや加熱式たばこなど様々な製品に使われ、広く普及したことなどが背景にあるとみられる。
環境省は、全国の1741市区町村などを対象に調査。約3割の自治体が、23年度にリチウムイオン電池が原因の火災が発生したり、疑われたりする事例があったと答えた。
23年度の出火や発煙といった事例は計2万1751件あり、1日あたり約60件のペースで発生。このうち出火は1万5145件で、5割強は職員が手動で消火、4割は散水設備などで対応した。84件は消防隊が消火した。出火はなかったものの、煙の発生が3606件、火花の発生は2343件だった。
リチウムイオン電池は、ごみ…