「心は強くたくましく つらい時こそささえあう」――。新しい校歌が校舎に響いた。東京都葛飾区に4月開校した区立東四つ木小学校で26日、開校式があった。作詞作曲を手がけたのは、かつて地元に住んでいた、さだまさしさん。児童約300人が集い、新しい学校のスタートを祝った。
同校は木根川小（東四つ木1丁目）と渋江小（同2丁目）が統合し、今年開校した。新しい校章は人気サッカー漫画「キャプテン翼」作者で地元出身の高橋陽一さんがデザインした。
旧渋江小の校舎で開かれた開校式では、児童が新たな学校生活に向けて、誓いの言葉を述べた後、高橋さんから贈られた直筆イラストが紹介され、さださんからのメッセージ動画が流された。さださんは「これから多くの人がこの歌をうたって大人になり、人生を歩んでいく中で、最初に覚えたみんなの歌であってくれたらいいなと思う。皆さんの前には希望の道が長く続いていますから、へこたれることなく、自分を諦めずに元気で過ごしてください」と言葉を送った。
山内湊さん（小6）は「校歌と校章を2人に作ってもらえてとてもうれしい。新しい友だち作りや先生の授業が楽しみです」と話した。
■「マー坊」「お兄ちゃん」 …
