群馬県の主要農産物で全国一の収穫量を誇るこんにゃくいも。その生産者らでつくる渋川地区こんにゃく研究会が、こんにゃく精粉割合が比較的高い「しらたき」に目をつけ、簡単なレシピのしらたきサラダを提案している。
こんにゃく価格の下落や資材価格高騰で生産者が厳しい経営を迫られる中、消費拡大につなげる狙いだ。渋川市も研究会の取り組みを後押ししており、13日には市役所でサラダの試食会が開かれた。
しらたきを水洗いした後に水分を切り、キッチンバサミで食べやすい長さに切る。試食会では、青じそ、ごま、シーザーのドレッシングをかけて提供された。
研究会によると、しらたきは腸内環境を整える食物繊維が豊富で、カルシウムも含まれている。低カロリーで低糖質で、ダイエットや肥満防止に適しているという。