Smiley face
写真・図版
m-floのLISA(左)と☆Taku Takahashi=恵原弘太郎撮影

夏の甲子園が5日に開幕

 8月5日に開幕する第107回全国高校野球選手権(朝日新聞社、日本高校野球連盟主催)の大会CMは、今大会のキャッチフレーズ「心をひとつに夢の先まで!」をイメージし、選手やベンチ、スタンドの熱い思いをラップバトルで表現した。CMのプロデュースを担当した音楽グループ「m-flo」の☆Taku Takahashiさんと、作品の中で大会歌「栄冠は君に輝く」を歌ったLISAさんに、制作時に込めた願いや音楽への思いを聞いた。

 ――大会歌「栄冠は君に輝く」は夏の甲子園の魅力の一つです。気に入ったフレーズはありますか。

 LISA 「まなじりは歓呼にこたえ」が熱い!と思いました。私たちもステージの時、本当に似たフィーリングになります。まなじりで観客席をとらえ、声援に歌で応える。ステージではお客さまと心のキャッチボールがあります。

 ☆Taku 「栄冠は君に輝く」の栄冠って何だろう。優勝だけじゃない。甲子園に立つだけでもすごい。その前にある地方大会、試合に出るまでの練習を含め、過程のすべてが「栄冠」ですよね。努力だけでなく、知恵も使って、自分を成長させていくことが「栄冠」ではないでしょうか。

 ――選手の思いを表現したラップバトルは、これまでの大会CMにない魅力と迫力があります。どのような思いでプロデュースされたのですか。

 ☆Taku 実際の高校生の…

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