聖徳太子ゆかりの達磨寺(奈良県王寺町本町2丁目)で毎秋に開かれている「全国だるまさんがころんだ選手権大会」が、今年で5回目を迎える。県内外から参加者が集まる人気の大会になっている。
大会は聖徳太子1400年遠忌を機会に企画されて2021年に始まった。達磨寺には、聖徳太子が路上で倒れている人を助けたところ、その人は禅宗の開祖である達磨大師だったという伝説が伝わっている。境内には達磨大師のために聖徳太子がつくったと言われる墓まである。
だるまさんが〝転んだ〟場所と言える達磨寺だけに、昔懐かしい遊びを大人も楽しめるように競技化して全国大会を開いた。子どもから高齢者まで明るく笑って楽しめるのが魅力だ。コロナ禍だっただけにだるまの七転八起の精神で再び立ち上がるという思いも込めたという。
昨秋は東京や愛知、岐阜、大阪から35チーム175人が出場した。
1~3位には金銀銅のだるま
5人1チームで年齢・性別の…