ピンクののれんに「ルーメソ」の文字が目をひく=いずれも伊勢原市大山

 神奈川県伊勢原市にある大山の中腹に建つ大山阿夫利神社下社。境内にある茶屋に「ルーメソ」と書かれたのれんが掲げられている。訪れて「はて?」と疑問に思った人も多いはず。意味がさっぱり分からない。己の知識不足を痛感し、恥を忍んで店の人に尋ねてみた。

 ところが、話を聞くうちに心に余裕が戻ってきた。恥じる必要などなかった。だって初めから意味などないのだから。

 「さくらや」の店主、西村美智子さん(77)によると、話は約10年前にさかのぼる。

口コミやSNSで話題、発端は…

 息子の記一(のりかず)さん…

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