讃岐うどんチェーン「はなまるうどん」が8日、記者会見を開き、東京都中央区の本社を「創業の地」である高松市に移転したと発表した。全国で400店以上の店舗を展開する同社は近年、売り上げが伸び悩んでおり、本場に足場をおいて経営のてこ入れを図る。
東京都内で開かれた会見では、前田良博社長が「原点回帰を機に、地域の方々に教えをいただき、地元香川と一緒にもう一度新しい価値を全国の皆様にお届けしたい」と「Uターン移転」を宣言。
香川県関係者やご当地キャラクター「ツルきゃら うどん脳」も登壇した。「おいでまい!さぬきプロジェクト」と題した新戦略プランも発表された。
本社の移転は今月1日付で、新本社の住所は高松市田町の商店街に置いた。
現時点では、東京の旧本社も体制を変えずに維持して従業員の異動はなく、四国担当社員が数名常駐する予定という。
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