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 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は2日、小惑星探査機「はやぶさ2」が何らかの異常を検知し、機体の安全を確保する「セーフホールドモード」になったと発表した。3月21日の受信データで判明したもので、現在の通信は安定していてミッションへの影響を確認している。

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飛行するはやぶさ2のイメージ=ドイツ航空宇宙センター提供

 JAXAによると、セーフホールドモードとは機体に異常が起こった際、安全に最低限の運用を継続するための制御モードのことで、運用の「最後のとりで」とされている。例えば、探査機の姿勢が正常でなくなった場合、異常を検知し、このセーフホールドモードに移行することがある。

 はやぶさ2は、2020年に小惑星「リュウグウ」の砂が入ったカプセルを地球へ届けた後、新たな目的地の小惑星「1998KY26」に向けて旅を続けていて、31年に到着する予定。その途中の26年には別の小惑星にも立ち寄る予定で、ロケットで打ち上げてからすでに10年以上運用されている。現在は、地球から2億7千万キロメートル先を飛行している。

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はやぶさ2が持ち帰った小惑星リュウグウの砂=JAXA提供

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