「天才脳」について対談形式の本を出版した加藤一二三九段(右)と茂木健一郎さん=9月18日、東京都千代田区 将棋の加藤一二三九段(84)が今年、デビュー70年を迎えた。「神武以来の天才」と称された超一流棋士はどう勝負と向き合ってきたのか。脳科学者の茂木健一郎さん(62)と対談形式の著書を出し、これまでの歩みを語った。 加藤九段は1954年、初の中学生棋士として当時史上最年少の14歳7カ月でプロ入りし…