福島県会津地方にある湯川村が「ふるさと納税」の返礼品として秋に収穫予定のコシヒカリを今年度も用意した。26日朝から受け付けを開始したところ、3日目の28日夕方には予定数量の88%分に予約が入る事態になっている。
村は例年、ふるさと納税の返礼品として村内で農家が栽培したコシヒカリを出し、5月から受け付けを開始する。1万4千円の寄付で2年前は10キロだったが、昨年度は「令和の米騒動」で価格が高騰。返礼品の調達費は寄付額の3割以下とする国の基準を超えないよう、急きょ7キロに減らさざるを得なかった。
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そこで今年度は価格の見通しが立つ9月まで通常受け付けを遅らせる一方、価格を決めて契約できた100俵分について先行受け付けすることにした。
2年前の半減の5キロでも
今年度の寄付額も1万4千円…