みりちゃむさん=LVS提供

 若い世代は、どんなSNSをどうやって使っているのか。タレント、モデルのみりちゃむさん(22)はインフルエンサーとしてSNSを使いこなす。その管理の仕方やSNSへの思いを聞いた。

少しずつ身につけた対策

 SNSを使い始めたのは、中学生くらいの頃でした。いまは、X(旧ツイッター)、インスタグラム、TikTok、YouTubeを主に利用していますが、使い方は少しずつ違います。Xでは、自分がそのとき思ったこと、素に近いことをつぶやいています。インスタでは、ファンに向けて仕事の合間のオフショットやプライベート写真を投稿しています。YouTubeだと、最近はうちで飼っている猫のことが多いですね。

 発信するだけではなく、SNSが私の情報源になっている部分もあります。美容系の情報とか、以前は本で知ったようなこともSNSで見ることができる。調べ物をするために使う感覚です。SNSは、ご飯を食べるのと同じくらい日常に入りこんでいます。たまにスマホを触らない日があってもいいかなと思うけれど、それが続くと厳しいですよね。

 ただ、SNSを使う上で注意はしています。例えば、家の近くの風景が写っているような写真を投稿しないとか、撮ってから時間差を設けて投稿するとか。家族にも協力してもらっています。ダイレクトメッセージで仕事の依頼が来ることもありますが、正規のルートではないので、基本的にやりとりはしません。嫌なコメントを残されることもあるけれど、わざわざ見る必要はないのでブロックしています。

 それから、SNS上で私のファンが、私に関することでほかの人を攻撃しそうになったことがありました。私まで巻き込まれるのがマジで嫌だった。そうなる前に「やめて」と呼びかけました。

対面だったら持つはずの「警戒心」が

 そういう対応は、大人から教…

共有
Exit mobile version