青山学院大の鶴川正也(4年)は世代トップを意味する「ドラフト1位」と期待され、3年前に熊本・九州学院高から入学した。
高校3年の全国高校駅伝で、各校のエース級が集まる「花の1区」を制した。自信に満ち、こう思っていた。
「大学でもエース。どうせおれが走って、勝つ。『ドラ1』のプレッシャーなんてない」
だが、この3年間は思うような走りができなかった。
度重なるけがで、2年生までは学生3大駅伝に出られず。ようやく出場した昨年の出雲駅伝では最終6区の区間7位と、期待に応えられなかった。
「凡人なんだから、練習しな…