Smiley face
写真・図版
米科学誌「ブレティン・オブ・ジ・アトミック・サイエンティスツ」(「原子力科学者会報」の意味)が毎年発表している、地球滅亡まで残された時間を示す「終末時計」。今年は、昨年から1秒進んで89秒とし、公表を始めた1947年以降、残り時間が最も短い状況となった=ロイター

まなび場天声人語「見出し」

 「天声人語」を題材に、学びを深めませんか。今回は、読解力アップにも役立つ「見出し作り」です。見出しを考えることは、文章が訴えたいことを短い言葉で表現する訓練にもぴったりです。読者のみなさんの投稿から選ばれた優秀作を紹介します。ポッドキャストでは、編集者の山下周平記者が、審査のポイントと見出し作りのコツを詳しく解説します。

「その針は人類を見つめる」「戻す1秒は世界の良心」「針を戻して 平和を進めて」「もう89秒 まだ89秒」「現在時刻 23時58分31秒」「89秒の警告」「時計回りを止めたい時計」「真夜中に1秒近づき 遠のく夜明け」「1秒の重さを知る怖さ。」「時の流れに身をまかせない」「針を戻せば希望が見える」など優秀作以外の作品も紹介・添削します。そしてこの中で、ポッドキャスト賞に輝くのは?

  • 音声プレーヤーが表示されない場合はこちら

今月の優秀作

午前0時 誰も聞けない時報(大村薫さん 61 埼玉県)

秒針は未来を削る 淡々と(野田路子さん 51 福岡県)

止めて 戻せる 「時計」がある(吉本伸さん 73 兵庫県)

残された89秒はまだ変えられる(大庭みゆきさん 64 福岡県)

1秒増えた。世界がよくなった。(斎藤文音さん 小5 山梨県)

(編集者のワンポイント)筆者の思いに近づく

 短編を読み、衝撃のラストに背筋が寒くなりました。世界の終わりが本当に近づいている気がして、この思いをにじませたいと考えました。

(編集者の見出し)人類の残り時間、重たい1秒

 見出しの基本は「キーワード…

共有