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乾杯する会社員たち

 あなたの会社、今シーズンは忘年会・新年会を開きますか――。高知県内では77・8%の企業が「実施する」と、東京商工リサーチ(TSR)の調査に回答した。その割合は全国でトップになった。

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 調査は12月1~9日に全国の企業を対象にインターネットで実施し、6529社から回答があった。全国では3891社(59・6%)が忘・新年会を「実施する」と答えた。業種別に見ると、金融・保険業(67・8%)や建設業(65・7%)での実施率が高かった。

 高知県内に限ると「実施する」としたのは36社のうち28社。「従業員の親睦を図るため」や「士気向上のため」に開催するとした。

 一方でコロナ禍前までは実施しながら今シーズンは見送った企業からは「参加に抵抗感を示す従業員が増えた」や「開催ニーズが高くない」などの回答があったという。

 TSR高知支店では、「コロナ禍を経ておきゃく(宴会)文化が戻ってきた半面、社内のコミュニケーションのあり方も見直され、宴会に職場の一体感を求める時代は変化を迎えているようだ」と話している。

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