試合後のミーティングで語りかける蒲郡東の早川奎一郎監督=2025年7月18日、阿久比、辻健治撮影

 第107回全国高校野球選手権大会が各地で開催されています。試合後、各球場をあとにしたチームのミーティングから、監督や選手らの言葉を紹介します。今回は愛知大会に出場した蒲郡東です。

 (18日、第107回全国高校野球選手権愛知大会3回戦 名城大付10―0蒲郡東=5回コールド)

 蒲郡東・早川奎一郎監督 力を出し切れなかったのが悔しい。悔しかったこの気持ちを忘れないでほしいな。

 俺は、高校野球は人間形成の場だと思っている。人間力を高めていけるから。これから社会に出たとき、野球を通じて学んだことを引き出していってほしい。

 3年間、勝負の世界でやってきて最後はうまくいかなかったかもしれない。まだまだ長い人生始まったばかり。いくらでもやり直せるし、取り返せるし。きょう負けた相手にだって、社会に出たら絶対負けるな。「次は負けないように準備しよう」とかそういう気持ちを大事にしてほしい。

 3年生は尊敬できる3人だった。出し切れなかったことは課題だけど、本当にすごい3人だったと思う。社会に出たら人間性で勝負。もっともっと人間性を高めて活躍してほしい。

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