りそなホールディングス(HD)の南昌宏社長が朝日新聞のインタビューに応じ、地銀の業務を支援するサービス「金融デジタルプラットフォーム」の累計の収益(売上高)を、今後3年で200億円に倍増させる方針を明らかにした。南氏は「このサービスは(他の銀行とは)差別化されている。リアルとデジタルの融合が強みだ」と自信をみせる。
金融デジタルプラットフォームは2021年に提供を始めた。スマートフォンのアプリ、AI(人工知能)を使った業務支援など、多岐にわたって銀行のデジタル基盤を担う。
これまでに常陽銀行(水戸市)と足利銀行(宇都宮市)を傘下に持つめぶきフィナンシャルグループや京葉銀行(千葉市)など7グループ8銀行に提供している。
「カフェテリア方式で簡便、スピーディー」
南氏は「(組み合わせ自由で…