7月5日開幕の第107回全国高校野球選手権茨城大会(県高校野球連盟、朝日新聞社主催)に向けた審判講習会が14日、茨城県のひたちなか市民球場であった。県高野連の審判委員64人が正確な判定方法を確認し合った。
講習会では、アウトやセーフの発声とジェスチャーなど基本動作を繰り返した。走者や守備の選手役を置いた試合形式の練習も実施。タッチアップやクロスプレーなど、判定がきわどい場面を想定し、指導役が「もっと判断早く」「審判同士のコミュニケーションが大事」などと声をかけた。選手役は麻生、水戸工の部員が務めた。
後藤賢審判部長(65)は「球児にとって良いゲームとなるよう、審判も良いジャッジで応えるために準備していきたい」と話した。