力強くも、しなやかな身のこなしから生まれるアクションが光る。武器があるからこそ、悩んだ時期もあった。俳優として、清野菜名さんは挑戦を続けている。
高校生のときに映画「バイオハザード」を見て、主演のミラ・ジョボビッチのような「強い女性」に憧れた。養成所でアクションを学び、その実力は、映画「東京無国籍少女」などで認められてきた。
一方で、悩みも抱くようになった。自分はやっぱり、アクションがないと作品に呼んでもらえないのか――。アクションのない作品が続いた時期には、「自分の武器を出せなくて不安だった」。
悩みは、ひとりで考え、解決…