アゼルバイジャン外務省は6日、首都バクーにある「ロシア情報文化センター」を閉鎖するようロシア側に通告したと発表した。「重大な法律違反」があったという。「ロシアによる撃墜」とアゼルバイジャン側が批判する同国航空機の墜落が影響しているとみられ、両国関係がさらに冷え込む可能性もある。
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発表によると、通告は3日に送付された。同センターは1997年に設立されたが、法人登録されていなかったという。
アゼルバイジャンメディアは閉鎖通告の理由として、情報筋が「外国からの援助は必要ない。特に支援内容が不透明で、組織がスパイ的な性格を持つ場合は」と話した、と伝えた。
これに対し、同センター長はロシアメディアの取材に、「アゼルバイジャン側に法人登録への協力を要請していた」と反論。スパイ批判についても、「関与したことはない」と否定した。
今回の騒動をめぐり、ロシア…