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米アップルが発表した新型のデスクトップパソコン「iMac(アイマック)」=同社提供

 米アップルは28日、生成AI(人工知能)を使った新機能「アップルインテリジェンス」の提供を始めた。当初は英語向けのみで、日本語向けの提供は来年始めるとしている。

 アップルインテリジェンスは、メールの文面の校正や、録音した音声の文字起こしと要約などができる。音声アシスタント「Siri(シリ)」の機能も改善した。アップルインテリジェンスは基本ソフト(OS)のアップデートを通じて使えるようになる。昨年発売されたiPhone(アイフォーン)の上位機種「15プロ」以降の機種や、「M1」以降のチップを搭載したタブレット端末「iPad(アイパッド)」などが対象となる。

 また、アップルは28日、デスクトップパソコン「iMac(アイマック)」の新機種も発表した。自社製チップ「M4」を搭載し、アップルインテリジェンスにも対応する。価格は19万8800円(税込み)から。28日から予約を受け付け、来月8日に発売する。(サンフランシスコ=五十嵐大介)

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