アマゾンジャパンは7日、物流の末端拠点から配達先までの「ラストワンマイル」と呼ばれる配送網の強化などに向け、今年250億円以上を追加投資すると発表した。
追加投資によって、再配達の削減や、運転手のウェルビーイング(健康や幸福な状態)の向上と安全対策なども進めるという。
運転手の確保や配達の委託先拡大に向け、未経験者でも配送事業者として起業できるよう支援するプログラムも用意する。同社のジャスパー・チャン社長は取材に対し、「配送業界に入りやすい環境をつくることが、これからは大事になる。単に問題解決するだけでなく、イノベーションにつなげていきたい」と語った。(井東礁)