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 中高生を対象に無料でデジタル技術を学ぶことができる施設「TUMO Gunma(ツーモ・グンマ)」が7月19日、県のコンベンションセンター「Gメッセ群馬」(高崎市)にオープンする。TUMOはアルメニア発のデジタル教育拠点で、群馬の施設は世界で11カ所目、アジアでは初。県は事前に体験会や見学会を行い、広く利用者を募っていくことにしている。

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TUMO Gunmaの入り口。「ジャパンブルー」という青がシンボルカラー=2025年6月2日午後4時22分、群馬県高崎市岩押町、星井麻紀撮影

 群馬の施設は、Gメッセ群馬の4階部分、約1500平方メートルのスペースを改修し、小学生から利用できるデジタル創作拠点「tsukurun」も併設する形で整備した。青を基調としたデザインで、大型の階段状ベンチなどが配置されたメインエリア、見晴らしのよいパノラマエリア、幅21メートルのデジタルサイネージを配置したギャラリーエリアがあり、利用者はパソコンを借りて好きな場所で学ぶことができる。このほか、ワークショップ用の部屋が4室用意されている。総整備費は約4億円。

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好きな場所に座って学習できるようデザインされたメインエリア=2025年6月2日午後4時1分、群馬県高崎市岩押町、星井麻紀撮影
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榛名山を望めるパノラマエリアにはデスクトップのPCも配置されている=2025年6月2日午後4時22分、群馬県高崎市岩押町、星井麻紀撮影

 対象となる利用者は県内外の…

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