ネットフリックスの韓国発の人気ドラマ「イカゲーム」のポスター=米ロサンゼルス、五十嵐大介撮影

 米動画配信大手ネットフリックスは18日、韓国発の人気ドラマ「イカゲーム」や日本発の「今際(いまわ)の国のアリス」の続編の一部映像を報道陣向けに公開した。主力の北米市場が成熟するなか、伸びしろが大きい非英語圏のコンテンツに力を入れる姿勢を強調した。

 「6億5千万人超いる我々の視聴者のうち、3分の2は米国外に住んでいる」。米ロサンゼルスで開いたイベントで、ベラ・バジャリア最高コンテンツ責任者(CCO)はそう訴えた。

 同社によると、米国の利用者による昨年の視聴時間のうち、非英語圏のコンテンツが占める割合は約13%と、2015年の3倍近くになった。特に韓国語、日本語、スペイン語の作品の視聴が多いという。

 この日強調したのが、世界的な浸透をめざしつつ、まずは制作する本国で人気となるコンテンツを作ることの重要性だ。

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