パレスチナ自治区ガザの北部ガザ市で2025年8月28日、支援団体から食料を受け取ろうとする住民たち=ロイター

 パレスチナ自治区ガザでの戦闘をめぐり、イスラエル軍は29日、人道状況を改善するためだとして実施してきた限定的な攻撃の停止措置を、最大都市の北部ガザ市で終了すると発表した。軍は同市の制圧に向けて攻撃を強める構えで、ただでさえ劣悪な人道状況がさらに深刻化する恐れがある。

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 イスラエルは7月末、食料や医薬品の搬入経路を確保するとして、ガザ市などの3地域で日中の10時間、軍事作戦を停止するとしていた。だが、その後にガザ全域の支配を視野に入れたガザ市の制圧作戦に着手。軍は29日、ガザ市が「危険な戦闘区域」に当たると発表した。

 ガザ市やその周辺地域では国…

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