イスラエルと隣国レバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラの戦闘をめぐり、イスラエルのネタニヤフ首相が26日、米国が提示した停戦案を承認するための閣議を開くと、イスラエルメディアが25日に伝えた。ネタニヤフ氏は停戦案に合意する意向を固めている、と報じられている。
イスラエルとヒズボラの合意が成立すれば、昨年10月以降、攻撃の応酬が続いていた両者の緊張が緩和されることになる。ただ、両者の主張にはこれまで大きな隔たりがあると伝えられており、今後合意の実効性などは予断を許さない。
ロイター通信は25日、レバノン政府高官の話として、停戦交渉の仲介を担ってきた米国のバイデン大統領と、フランスのマクロン大統領が36時間以内に停戦の合意を発表する見通しだ、と伝えた。
米ホワイトハウスのカービー…