レバノンのベイルートで2024年10月4日、イスラエルの攻撃で生じたがれきの上を歩く人たち=ロイター

 イスラエル軍は2日、9月に殺害された親イラン組織ヒズボラの最高指導者ナスララ師の後継候補とみられる人物を狙い、レバノンの首都ベイルートを空爆した。複数の米メディアが伝えた。生死は不明だ。軍はパレスチナ自治区ヨルダン川西岸でも空爆で18人を殺害するなど、複数地域で攻撃の手を緩めていない。

 米ネットメディアのアクシオスなどによると、ベイルートへの空爆で狙われたのは、ナスララ師のいとこで有力な後継候補とみられているサフィエディン師。イスラエル軍は2日夜、ヒズボラが拠点とするベイルート南郊の地下深くにいたところを空爆したが、生死ははっきりしないという。

 またイスラエル軍は3日、ベ…

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