イスラエルのネタニヤフ首相は26日の声明で、長年にわたって敵対関係にあったアラブ諸国との関係正常化の拡大を目指す方針を示した。交戦によるイランの弱体化を地域外交の再活性化につなげる狙いがありそうだ。
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イスラエルとアラブ諸国との関係を正常化させる「アブラハム合意」は、米国の第1次トランプ政権の仲介で進んだ。2020年にはアラブ首長国連邦やバーレーンなどがイスラエルと国交を正常化させたが、イスラエルがパレスチナ自治区ガザに軍事侵攻して以降は動きが止まっている。
トランプ米政権も「重大な発表」
今月13日にイランに先制攻…