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イスラエル占領下のゴラン高原のマジダルシャムスで2024年7月28日、ロケット弾攻撃で亡くなった子どもたちの棺を運ぶ人たち=ロイター
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 レバノンの救急当局は29日、同国南部でイスラエルによるドローン(無人機)攻撃があり、2人が死亡、子どもを含む3人が負傷したと発表した。ロイター通信が報じた。27日にはイスラエルが占領するゴラン高原のサッカー場への攻撃で子どもら12人が死亡したばかりで、イスラエルが攻撃への関与を断定したレバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラとの間で緊張が高まっている。

 一方、イスラエル軍は29日、レバノンから飛来したドローンを撃墜したと発表した。サッカー場への攻撃を受け、ネタニヤフ首相は28日、安全保障関連の閣議を開催。ヒズボラへの対応について協議し、ネタニヤフ氏とガラント国防相に報復の手段と時期を決定する権限が与えられた。イスラエル首相府が発表した。

 こうしたなか、レバノンのハビブ外相が28日、米仏などが事態の激化を防ぐべく尽力しており、「イスラエルとヒズボラの(武力)対応は限定的になるとの保証を受け取った」と語った。地元メディアへの発言をAFP通信が報じた。

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