2025年1月26日、レバノンとの国境付近のイスラエル北部で周辺を警戒するイスラエル軍の兵士たち=ロイター

 米ホワイトハウスは26日、イスラエルと隣国レバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラの停戦が2月18日まで延長されたと発表した。両国の停戦合意は昨年11月27日に発効。1月26日が期限だったが、イスラエル軍がこの日までに撤退するはずだったレバノン南部への駐留を続けていることから、混乱や戦闘再開を懸念する声が上がっていた。

 ホワイトハウスは声明で「米国が監視しているレバノンとイスラエル間の合意は2月18日まで有効だ」と説明。レバノン政府やイスラエル政府と、2023年10月7日以降に捕らえられたレバノン人捕虜の返還交渉も始めるとしている。

 合意は、60日の間にイスラ…

共有
Exit mobile version