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イランの首都テヘランで2024年4月14日、英国大使館前に集まったイラン人による反イスラエルの集会。パレスチナの旗が掲げられている。WANA提供=ロイター
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 シリアのイラン大使館が空爆された事件でイランが14日、イスラエルに対する報復攻撃に踏み切った。イラン側は軍事施設を標的にしたと強調しており、大規模な被害情報は14日午前11時現在(日本時間)、確認されていない。

 イラン政府の国連代表部は14日、「この問題は終結したとみなすことができる」とX(旧ツイッター)に投稿した。

 投稿は攻撃について、シリアのイラン大使館への空爆に対する報復だったと説明。「イスラエルが再び過ちを犯すことがあれば、イランの対応はさらに厳しくなるだろう」と警告した。

 また、この問題はイランとイスラエルの紛争だとして、アルファベットの大文字で「米国は離れていなければならない!」と強調して記した。

 イランとしてはこの報復攻撃をもって早期に幕引きを図り、米国の介入を避けたい意図があるとみられる。

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