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イスラエルの商都テルアビブで2025年8月9日、イスラム組織ハマスに拉致されたイスラエル側の人質の奪還と戦闘終結を求めるデモに参加する人たち=ロイター
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 イスラエルのネタニヤフ首相がパレスチナ自治区ガザ全域の完全な支配を目指す方針を決めたことを受け、イスラエル国内各地で9日、停戦と人質解放交渉を求める集会が開かれた。

 ロイター通信などによると、商都テルアビブやエルサレムを含む全国で計10万人以上が参加。テルアビブ中心部では人質の写真を掲げた旗や「戦争を終わらせろ」と書かれたプラカードが並び、参加した人たちはネタニヤフ首相らを、「国益に反している」と批判した。

 集会に参加した人質の家族らは「軍事作戦の拡大は愛する人々の命を危険にさらす」と訴えたうえで、イスラエルの安全保障の後ろ盾である米国のトランプ大統領に停戦仲介をするよう求めた。

 イスラエルの世論調査では…

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