米国による核施設に対する大規模な攻撃を受けたイランでは、インターネットの規制が厳しくなり、人々は情報の少なさに不安を強めている。イスラエルや米国への憤りとともに聞こえてくるのは、「紛争が早く終わってほしい」という声だ。
イランでは、ネット検閲がもともと厳しく、米欧諸国のニュースサイトを見ることは難しい。人々は検閲を回避するVPN(仮想専用線)などを利用してアクセスを試み、SNSや対話アプリで情報を交換している。
コミュニケーションの手段として人気があるのはインスタグラム、ワッツアップ、テレグラムなどだが、政府が昨年末に唯一使用禁止を解除したワッツアップを含めほぼ使用不能になっている。電子メールも同様だ。
- イスラエル市民「米参戦は当然」、パレスチナでは「占領助長」と反発
イスラエルの攻撃が始まった…