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パレスチナ自治区ガザ中部デイルアルバラの病院で2024年8月4日、イスラエル軍による空爆で亡くなった人のそばで、死を嘆くパレスチナの人たち=ロイター
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 米ネットメディア「アクシオス」は、ブリンケン米国務長官が4日、主要7カ国(G7)の外相に対し、イランやレバノンのシーア派組織ヒズボラが「早ければ次の24~48時間以内」にイスラエルへの攻撃を始める可能性があると伝えた、と報じた。中東の緊張が一層高まり、関係国などが対応に追われている。

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 イスラム組織ハマスの最高幹部ハニヤ政治局長が7月末、滞在先のイランの首都テヘランで殺害された。イランは直後にイスラエルが実行したと断じ、報復攻撃を宣言した。

 アクシオスによると、ブリンケン氏はG7外相に、報復攻撃の具体的な手段や時期は不明だと説明。イランやヒズボラ、イスラエルに最大限の抑制を図るよう、外交的圧力を加えることを求めたという。協議後、G7外相は「報復的な暴力」を回避し、「緊張緩和を求める」との声明を出した。

「報復が戦争の引き金になっても」

 ヨルダンのサファディ外相は…

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