2025年4月26日、イラン南部バンダルアッバス近くの港で起きた爆発で立ちのぼる黒煙。イラン学生通信提供=AP

 イラン南部バンダルアッバスの港湾コンテナヤードで26日に起きた爆発は、地元州の危機管理当局や政府系メディアの報道によると死者が少なくとも25人、負傷者が約800人に増えた。

 国営放送によると、イランの内務相は爆発によって起きた火災は8割方鎮圧されたと語った。港の税関機能などは無事だったとしている。爆発と火災による大気汚染がひどいため、地元当局は近隣の教育機関を休校にした。

  • イスラエルの「ポケベル攻撃」レバノンで死傷者 その先に広がる世界

 原因に関しては、政府報道官が26日、化学物質が入ったコンテナが爆発した可能性を示唆した。しかし、詳しい原因究明は消火活動が終わってからになるとの見通しを示した。

共有
Exit mobile version