Smiley face
追悼集会の会場そばに掲げられたライシ大統領の肖像=2024年5月20日、テヘラン、佐藤達弥撮影

 イランのライシ大統領がヘリコプターの墜落で死亡したことを受け、イラン当局は20日、高官らによるチームを北西部東アゼルバイジャン州の墜落現場に派遣し、原因などに関する調査を始めた。イラン国営通信が伝えた。調査終了後に結果を公表するとしている。

 また、ライシ師の後任を選ぶ大統領選を6月28日に行うと発表した。政府系メヘル通信が伝えた。ライシ師に代わって暫定大統領を務めるモフベル第1副大統領とガリバフ国会議長、エジェイ司法長官の三者が20日に協議して決めた。

 イラン憲法の規定では、大統領が死亡などで欠けた場合、第1副大統領がその職務を引き継ぐ。そのうえで、国会議長、司法長官との三者で協議会をつくり、50日以内に大統領選を実施すると定められている。

 協議会はこの日、候補者の登…

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