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オーストリア・ウィーンの国際原子力機関(IAEA)本部。2024年6月撮影=ロイター

 イランの核開発問題で、兵器級に引き上げるのが容易とされる高濃縮ウランの貯蔵量が5割近く増えていることが、国際原子力機関(IAEA)がまとめた報告書から明らかになった。31日、AP通信などが報じた。

 IAEAが理事会に2月に提出した前回の報告書以降の最新情勢を分析したもので、イランがウラン濃縮を継続していることを示している。4月から米国との間で進められている核開発問題に関する高官協議に影響する可能性がある。

 報告書は6月に理事会に提出…

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