Smiley face
ボトルがずらりと並ぶスナックでかき氷を作るRyuさん=2024年6月17日、神奈川県逗子市内、芳垣文子撮影

 月1回ほどのペースで開店し、日時や場所はインスタグラムのみで公開――。そんなかき氷店がひそかな人気を呼んでいる。

 IT関連の仕事に携わる男性がつくる、「どこかのかき氷屋」という一風変わったかき氷店だ。

 JR逗子駅(神奈川県逗子市)から徒歩10分ほどのビルにある「スナック松」。「さやかママ」ことリチャードソンさやかさんが営む、カウンター10席の小さなお店だ。

 スナックが空いている昼間の時間帯を利用して、さやかママの知り合いのRyuさん(36)がかき氷を作り始めたのは昨年のことだ。

 Ryuさんは埼玉県出身。本業はウェブエンジニアでホームページ製作などの仕事をしているが、調理師免許を持ち、かつて東京都内で飲食店を営んでいた経験がある。

 子どもの頃から海の近くに住むのがあこがれで、2021年秋に逗子に越してきた。

インスタを見たさやかママが…

 Ryuさんが活動していたイ…

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