「世界最大の選挙」と言われるインドの総選挙(下院、543議席)が4日開票され、与党連合が過半数の議席を維持する見通しになった。複数の地元メディアが報じた。
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2014年から首相を務めるナレンドラ・モディ氏は続投し、3期目を務めるとみられる。数年後に米国や中国に次ぐ世界3位の経済大国になると予測される国のかじ取り役を担う。
一方で、与党インド人民党(BJP)単独では、前回選挙時よりも議席を減らす見込みだ。失業率の高さや貧困、格差といった問題に対する国民の不満が示されたといえる。
地元メディアNDTVなどによると、日本時間午後5時時点で、与党連合が300議席弱をうかがい、野党連合は230議席前後を獲得する可能性がある。
今回の総選挙は、有権者が約…