ウクライナの電力網「最大の攻撃」　火力発電所8割に被害

　ウクライナのハルシチェンコ・エネルギー相は8日、国内の火力発電所の8割と水力発電所の半分以上が過去数週間でロシア軍による攻撃を受けたと明かしました。AFP通信が報じました。ロシアは3月後半から毎日のようにウクライナの電力網を攻撃しています。

　また、国際原子力機関（IAEA）は7日、ロシア軍占領下のウクライナ中南部のザポリージャ原発でドローン（無人機）攻撃があったとし、「重大事故の危険を高める」と非難しました。ロシア側は「ウクライナの攻撃」とする一方、ウクライナ側は関与を否定しています。

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■■■4月8日（日本時間）■■■

21:14（キーウ15:14）

ウクライナの電力網「最大の攻撃」　火力発電所の8割に被害

　ウクライナのハルシチェンコ・エネルギー相は8日、ウクライナの火力発電所の8割と、水力発電所の半分以上が過去数週間でロシア軍による攻撃を受けたと明かした。AFP通信が報じた。

　ロシアは3月後半から毎日のようにウクライナの電力網を攻撃しており、北東部ハルキウ州では大規模な停電も発生した。

　ロシア軍による2022年の全面侵攻が始まって以来、「ウクライナのエネルギー供給網に対する最大の攻撃だ」とハルシチェンコ氏は話した。攻撃には自爆ドローン（無人機）やミサイルが使われているという。

　一方でロイター通信によると、ロシア軍の占領下にある中南部ザポリージャ州のザポリージャ原発は8日、前日にあった同原発へのドローン攻撃について、ドローンが6号機の上空で撃墜され、屋根の上に落ちたことを明らかにした。6号機の運転は停止していたという。ロシアはウクライナが7日に攻撃を3回仕掛けたと非難しているが、ウクライナは関与を否定している。

15:52（ザポリージャ09:52）

ロシア軍の攻撃相次ぐ　ザポリージャ州などで4人死亡

　ウクライナの各地で7日から…