ウクライナ中部ドニプロペトロウスク州のリサク知事らのSNSへの投稿によると、26日深夜から27日未明にかけての時間帯に同州の工業都市クリビーリフのホテルにロシアの弾道ミサイルによるとみられる攻撃があり、少なくとも1人が死亡、4人が負傷した。首都キーウ市当局も同日、ドローン（無人機）が観測されたとして警戒を呼びかけた。
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ウクライナでは26日朝から各地でロシアのミサイルやドローンによる大規模攻撃があり、ウクライナ内務省はクリビーリフへの攻撃の前に、死者が7人、負傷者は47人に達したと発表していた。
ウクライナ空軍の司令官は26日夕、各地への攻撃で計236に上るミサイルやドローンが飛来し、うち201の目標を撃墜したとフェイスブックに投稿した。
米国のバイデン大統領は同日、大規模攻撃を行ったロシアを「もっとも強い言葉で非難する」との声明を発表した。バイデン氏は、今回の大規模攻撃によってウクライナのエネルギー関連施設が狙われたことを指摘。米国が防空システムを優先してウクライナに届けるようにしていることや、エネルギー施設の修理に必要な機器の輸送を急増させていると説明した。
