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2024年6月14日、スイス・チューリヒの空港に到着し、駐スイス・ウクライナ大使らに出迎えられるウクライナのゼレンスキー大統領。代表撮影=ロイター

 ロシアの全面侵攻を受けるウクライナに平和をもたらすための「平和サミット」が15日、スイス中部ルツェルン近郊のビュルゲンシュトックで始まる。主催するスイス政府は14日夕、92カ国の首脳・閣僚らと、八つの国際機関の代表が参加すると発表した。

  • プーチン氏は「和平条件」を提示

 この会合では「核の安全性」「食料安全保障」「捕虜やロシア側に連れ去られた人びとの帰還」という三つの主な議題を2日間の日程で話し合う。いずれもウクライナが重視する10項目の「平和の公式」に含まれるものだが、多くの国の参加を促すために、公式の重要項目である「領土保全の回復」や「ロシア軍の撤退」は議題に含まれていない。

■BRICSからの出席国は?…

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