ロシアのミサイル攻撃を受けたウクライナの電力会社DTEKの火力発電所=2024年4月、同社提供
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 ロシアの全面侵攻で被害を受けるウクライナの復興について話し合う「ウクライナ復興会議」が11日、ベルリンで始まった。ロシアがミサイル攻撃を強めるなか、ゼレンスキー大統領は演説で「プーチン(大統領)はエネルギー供給を破壊することで我々を屈服させようとしている」と述べ、エネルギーインフラの復旧や防空システム強化の支援の必要性を訴えた。

 ウクライナでは今春以降、発電設備などがミサイルなどの攻撃を受け、電力不足が深刻化している。ドイツのショルツ首相も「ウクライナの防空を強化する我々の取り組みを可能な限り支援してほしい」と呼びかけた。

 2日間の会議には60カ国以上から政府や企業、市民団体などが参加し、復興を長期的に支える体制づくりを検討する。

日本政府もベルリンでウクライナ支援の会合

 ドイツ政府はこの日、日本を…

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