ロシア軍の攻撃を受けたハルキウの現場。地元検察が2025年4月18日、SNSに投稿した

 ウクライナ北東部にある同国第2の都市、ハルキウで18日、ロシア軍による攻撃があり、テレホウ市長によると、1人が死亡し、子ども6人を含む98人が負傷した。幼稚園と学校計4校のほか、集合住宅21棟と民家40軒以上が被害を受けたという。

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 地元検察によると、ロシア軍の攻撃は午前5時10分ごろにあり、ミサイル3発が発射されたとみられる。亡くなったのは集合住宅にいた79歳男性という。テレホウ市長は「5千枚以上の窓ガラスが割れた」と被害の大きさを訴えた。

 ウクライナでは、多数の民間人が死傷するロシア軍の攻撃が続いている。中部ドニプロペトロウスク州のリサク知事によると、州都ドニプロは16日深夜にドローン(無人機)攻撃を受け、17歳の少女を含む3人が死亡し、子ども6人を含む33人が負傷した。

 また、ドニプロ川沿いにあるニコポリには17日に砲撃があり、56歳と61歳の男性2人が死亡、5人が負傷したという。

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